今回は去る9月22日に、島で行われたとても大きなイベントのことを紹介します。
ハリス島ターバートの地に2015年創業したアイル・オブ・ハリス蒸溜所で、この度、8年の歳月を経て初めてのウイスキー『The HEARACH』がお披露目されました。長らく島のみんなが待ちに待ったウイスキーの誕生に、この日は島民が総出でお祝いとなったのです。
蒸溜所で大々的にセレモニーが催され、出資者の方々や蒸溜所関係者、そのほか各国から招かれた人たちで大変賑わいました。BBCを始め報道メディアも駆けつけ、世界中にライブ配信もされました。セレモニーでのスピーチは皆に多くの感動を与えました。この蒸溜所が地域振興を掲げ、島を挙げてウイスキー作りに勤しんだ道のりは苦労とともに情熱に満ちたものだったからです。念願のウイスキーの誕生にみんなで乾杯をして頂いた『The HEARACH』は、ハリスの美しい情景が浮かぶような心から素晴らしいと思えるウイスキーでした。（次回に続く）
（写真家 加藤秀）
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－ 写真解説 －
盛大に行われたセレモニーでの乾杯の様子。皆で『The HEARACH』の誕生を祝福し大きな喜びを分かち合いました。この日会場には5台ものTVカメラが入り、そのほかに3台のカメラで世界にライブ配信されました。
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－ 写真解説 －
ついにお披露目された待望のウイスキー『The HEARACH』は、フルーツとフローラルな香りと長くわずかにスモーキーな余韻を備えたとてもエレガントな味わいに仕上がりました。
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－ 写真解説 －
ビジターセンターのショップには『The HEARACH』がずらり。セレモニーの翌日、9月23日の一般発売に備えて綺麗にディスプレイされていました。
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－ 写真解説 －
セレモニーは招待客のみのイベントでしたが、夜にはコミュニティホールでオールウェルカムのパーティが開催されました。人口わずか2,000人に満たないハリス島ですが、この夜は大変多くの島民やゲストが集まり夜更けまでパーティが賑わいました。
